9/02/2022

ヒプノセラピー(催眠療法)とは

ヒプノセラピー(催眠療法)とは、催眠術ではありません。
リラックスすると、普段気づきにくい思いに触れることができます。
そして、思いに気づくことで、むりなく思いを解放し、今の自分を自由にしてあげることができます。

魔法、オカルトのようなものでもありません。
意識を失う、意志を奪われる、心の弱い人がかかる、言いたくない秘密を言わされる、
催眠から抜けられなくなる、依存してしまう などのことはありません。

ヒプノセラピーには、テーマに沿って、さまざまなアプローチがあります。

1) 前世療法

催眠状態で前世の記憶・イメージを想起し、追体験し、振り返りを行うプロセスを通して
① 自分の本来あるべき姿、今世でするべきこと、などに気づくことができる
② 現在抱えている問題の原因の確認、軽減、解消につなげることができる
③ 死に対する新たな理解を得ることができる
という療法です。

2) 年齢退行療法(インナーチャイルドケア)

催眠状態で、過去の記憶・イメージを想起、追体験、振り返りを行うプロセスを通して
自身の心身と行動様式に無意識のうちに影響を与えている心の奥の思い込みや感情、態度の原因が
何であるかを理解し、トラウマなどに対する新しい理解を持ち、解消することができます。

3) 胎児期退行療法

催眠状態で、母親の胎内にいたときの記憶・イメージを想起し、追体験、振り返りを行うプロセスを 通して、母親を始めとした周囲の人物の自分に寄せる気持ち、感情を理解します。
母親の中に入る前の気持ち(なぜ、この親を選んだのか)などの確認をします。
分娩時、出産直後の記憶を想起、追体験、振り返りを行ることができます。

4) 悲嘆療法(グリーフ・セラピー)

身内、友人、ペットなどとの死別・離別による悲嘆感情に向き合い、イメージの中でその存在と対面し、 会話をすることで、悲しみを克服し、自分の人生を生きるために必要な活力をもらうことをします。

5) 分身療法(副人格療法)

クライアント自身に問題を与えていたり、解決するためのアイディアを持っている分身や副人格を
イメージの中に登場させ、お互いに対話をすることで、解決方法を探ります。

6) ヴェール法

はっきりとした問題特定が難しく、漠然とした不安感やネガティブな思考、執着、焦り、嫉妬、心配事などを ヴェールに見立て、そのヴェールを一枚一枚剥がしていくことで、囚われや執着から解放された本来の 自分自身の自由と豊かさを感じている自分を取り戻します。

7) フューチャーペーシング(未来世療法)

ヒプノセラピーで過去に対する意識を変えたあと、その自分が開く未来はどのようなものになるのか、を イメージとして体験することができます。
イメージを持つことで、より自分を信頼して未来に向かうことができるようになります。

ヒプノセラピーを受けるにあたっての注意
• クライアント様ご自身がヒプノセラピーを受けることを納得し、希望していること
(他人からのお申込みは一切お受けしません)
• 現在、通院、投薬をしている場合は、担当医の了承が必要になります。